関電前「事件」Mtさん保釈
昨年、10月5日に関電本店前行動において、「公務執行妨害」「暴行」という罪名ででっち上げ逮捕されたMさん(7ヶ月あまり拘留のすえ、5月24日に保釈)に関連して、1ヶ月半も経ってから事後逮捕されていたMtさんが6月14日に7ヶ月ぶりに大阪拘置所から保釈されました。連行車両のミラーを壊したなどと、完全なでっち上げの容疑で逮捕し、冬は酷寒、夏は酷暑の拘置所に長期に渡り閉じ込めるなど許せる事ではありません。Mさんの公判は相当進んでおり、その中で警察・検察のデタラメなでっち上げが明らかになって来ていますが、このMtさんの裁判も、でっち上げが鮮明になっていくことが予想できます。今後も皆さんのご支援をお願いします。
集まった支援者にお礼の挨拶をするMtさん(後ろ姿)。後ろの建物が大阪拘置所。

集まった支援者にお礼の挨拶をするMtさん(後ろ姿)。後ろの建物が大阪拘置所。
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Mさん公判報告
本日、関電前弾圧のMさんの公判が大阪地方裁判所で行われました。裁判所には傍聴券を求めて50人以上があつまり、倍率2倍以上。熱気が感じられます。パソコンで抽選するのですが、掲示板に貼られた当選番号には自分の番号がなくあえなく落選でした。気を取り直して10階にみなさんと一緒に上がるとズラッと裁判所職員が立っています。その数30人以上。法定入口にも10人くらいがいるので、傍聴席以上の職員が動員されています。暇なのか?そんな事無いはず。自分の仕事をもっているはずなのに、それを置いて国家の採用試験を通ってきた優秀な職員を2時間以上も廊下にただ立たせておくなんて。法務省のやる事はおかしいです。
さて、途中出てきた人から傍聴券を譲り受け、めでたく入廷。
今日は弁護側4人目の証人が10月5日の出来事についてリアルな証言を行いました。Mさんが暴行したなどミジンもうかがえないことがハッキリする証言でした。一方、反対尋問に立った検事は他の証人のときと同じように、どういう経緯で弁護側の証人になったか?警察に申し出る気にならなかったのはなぜか?としつこく聞いていました。「どうせ脱原発仲間だから信用性が・・・」と言いたいのでしょう。 警察に?! 無理やり犯人を作り出している警察が証人の言い分を聞いてくれるはずがありません。第一、「公平に、真実を究明したいので証言を」と警察が言ってきたならともかくそんな事がないのに、なぜ警察に申し出られるのか、理解できません。 検察官は結局、反対尋問で証人の証言の信用性を貶めることにも成功せず、急に「結構です」と尋問を取りやめる始末。続いて被告人への弁護側尋問。最初から警官がたくさん配置されていて、足を踏まれたり、腕を引っ張られたり、その挙句に刑事と二人で通りかかりのタクシーに接触した疑いが強いことがはっきりしました。(第一事件)
そのあと、多数の刑事に次第に自動販売機前に追い詰められ、恐怖すら感じ、脱出することもかなわない状態にされたこと、囲みを破ろうとして刑事に襲いかかったりするなら逮捕されること間違いなしと思う、(従って屈強な刑事に包囲されているなかで損一人に襲いかかって逃亡などありえない)と、率直な証言でした。これまでの第三者証言と合わせて無罪の確信が毎回高まっています。一方の警察証言(前々回まで)は矛盾だらけで検事が連続追及する有様。弁護士と検事が合同で「無罪=警察によるでっち上げ」を証明しているような展開でした。 被告への検事尋問も、瑣末な事を長々聞くばかりで「いろいろ反証しても、これこれの理由でやっぱり有罪と言う証拠がある」と思える尋問は一切せず(できず)、これまた尻切れトンボで終了。この検事さん、人のよさそうな感じなので、有罪に持っていくのは無理と自覚して戦意喪失しているとしか思えませんでした。
このところ、大阪府警で暴力警官や、証拠偽造、公妨でっち上げが毎日のように報じられているのが効いているのかも。次回は7月1日に証拠の残りの処理と、求刑論告、被告人最終陳述が行われ、結審するようです。
誰もが無罪の確信をもてた(絶対、この人柄が良さそうな検事もそう思ってる)一日でした
さて、途中出てきた人から傍聴券を譲り受け、めでたく入廷。
今日は弁護側4人目の証人が10月5日の出来事についてリアルな証言を行いました。Mさんが暴行したなどミジンもうかがえないことがハッキリする証言でした。一方、反対尋問に立った検事は他の証人のときと同じように、どういう経緯で弁護側の証人になったか?警察に申し出る気にならなかったのはなぜか?としつこく聞いていました。「どうせ脱原発仲間だから信用性が・・・」と言いたいのでしょう。 警察に?! 無理やり犯人を作り出している警察が証人の言い分を聞いてくれるはずがありません。第一、「公平に、真実を究明したいので証言を」と警察が言ってきたならともかくそんな事がないのに、なぜ警察に申し出られるのか、理解できません。 検察官は結局、反対尋問で証人の証言の信用性を貶めることにも成功せず、急に「結構です」と尋問を取りやめる始末。続いて被告人への弁護側尋問。最初から警官がたくさん配置されていて、足を踏まれたり、腕を引っ張られたり、その挙句に刑事と二人で通りかかりのタクシーに接触した疑いが強いことがはっきりしました。(第一事件)
そのあと、多数の刑事に次第に自動販売機前に追い詰められ、恐怖すら感じ、脱出することもかなわない状態にされたこと、囲みを破ろうとして刑事に襲いかかったりするなら逮捕されること間違いなしと思う、(従って屈強な刑事に包囲されているなかで損一人に襲いかかって逃亡などありえない)と、率直な証言でした。これまでの第三者証言と合わせて無罪の確信が毎回高まっています。一方の警察証言(前々回まで)は矛盾だらけで検事が連続追及する有様。弁護士と検事が合同で「無罪=警察によるでっち上げ」を証明しているような展開でした。 被告への検事尋問も、瑣末な事を長々聞くばかりで「いろいろ反証しても、これこれの理由でやっぱり有罪と言う証拠がある」と思える尋問は一切せず(できず)、これまた尻切れトンボで終了。この検事さん、人のよさそうな感じなので、有罪に持っていくのは無理と自覚して戦意喪失しているとしか思えませんでした。
このところ、大阪府警で暴力警官や、証拠偽造、公妨でっち上げが毎日のように報じられているのが効いているのかも。次回は7月1日に証拠の残りの処理と、求刑論告、被告人最終陳述が行われ、結審するようです。
誰もが無罪の確信をもてた(絶対、この人柄が良さそうな検事もそう思ってる)一日でした
今なお、4人が獄中に
関西での一連の弾圧で逮捕された人たちのうち、長期の投獄を経て、下地先生、パオンさん、Kさんなどがようやく釈放されましたが、いたずらに苦しみを与えた事への謝罪も当然、ありません。そして今なお、関電前10月5日のAさん、同事件に関連して11月16日事後逮捕されたMtさん、ガレキ此花説明会の韓さん、Uさんは今だにとらわれたままです。 一日もはやい釈放と無罪獲得のために皆さまのご支援をお願いします。